書評

理想的リーダーの変化(書評:「最高のリーダーは何もしない」藤沢久美著)

あらゆる業種・業界の企業リーダーたちを千人以上インタビューしてきた藤沢久美さんのリーダーシップ論。

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従来イメージにあるような「カリスマ性があり勇敢で大胆なボス猿」的なリーダーが減り、

今の時代のリーダーたちは(良い意味で)「内向的で、心配性で、繊細である」人が多いとのこと。

このような変化は、21世紀のIT革命によりグローバル化、ニーズの多様化が急速に進んだからだそうです。

 

誰かが決めた一定の枠組みの中で、マニュアル通りに動く人たちを増やしていくだけの「トップダウン型」では、

多様化するニーズに細かく対応できず、また意思決定も「遅すぎる」とのことです。

 

藤沢さんが考える理想的なリーダーとは、現場に細かい命令や指示をするのではなく、

ビジョンを語り、それを浸透させられるリーダー。

もちろん、非常時にはカリスマ性を発揮し、チームを強く引っ張っていくこともできる。

でも平常時はメンバーの自主性に任せられる人。

現場への指示出しをしている時間を、広く世の中を見渡し、次の展開を見据える時間に当てる。

そうした役割に徹すると、「何もしない」ように(ぱっと見は)見えるというわけです。

 

”大量生産”の時代はもはや過去のことなのかなと思います。

たった20年で、ここまで価値観が変化する時代です。

私自身も頭の切り替えをもっと早くしようと思いました(笑)。

もっと詳しく知りたい人は→ 最高のリーダーは何もしない(藤沢久美著)


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